竣工まで、まもなく!

まもなく竣工する保育園の様子をお知らせします。

年度末、内装、設備、電気の技術者がギリギリまで工事を行ってくださいました。それでも作業は終了を迎えず、1月24日時点でも多くの職人の方々が細部にわたり奇麗な仕上げに力を注いでくださっております。感謝です。

 

玄関入口付近、外構(門扉、アプローチ他)も完成しました。壁のロゴはバックライトで夜間照明により浮き出ます。気づかれましたでしょうか?玄関壁のステンドグラスは設計会社(アール・アイ・エー株式会社)様よりのご寄贈いただき、私たちYMCA保育園の願いが叶いました。アプローチには腰高の街頭照明が点きます。まだ、植え込みの樹々は小さなものですが、1年、2年と成長し、いずれは子どもたちよりも大きくなることでしょう。

玄関を入っての雰囲気は実際に入室時の楽しみにしてください。明るく広い雰囲気です。

 

遊戯室(園舎北側)の写真です。奥は厨房となります。厨房との境界に設置される建具製作と仕上に急ピッチで取り組んでくださっています。技術者の丁寧さに驚かされます。

奇妙な入口や窓が設けられている箇所は、「デン」と呼ばれる小部屋スペースです。設計士と私たちのこだわりです。階段下ですが子どもたちの隠れ家になることでしょう。2か所から出入りできるようにしました。壁色は単色ですが、様々な色は子どもたちが身に纏い持ち込んでくるので、敢えて単色に、敢えて落ち着いた色合いにしました。

 

乳児部トイレと1歳児保育士の様子です。洗面台、大便器も設置されました。YMCA保育園では「布オムツ」をお勧めしています。どの園もトイレ離れが早く、新しい乳児はいつから自分でトイレを利用するようになるでしょうか。0歳児保育室は、作業中で機材や材料がまだ置かれていました。保育室として最後に整備されることでしょう。

乳児にはああこがれの階段です。登り切った階段ホールから映しました。丸い小窓は、遊戯室から見える「デン」の窓です。階段の昇り降りで遊戯室が覗けます。階段の高さも子どもたちに合わせ、既設園より低くしています。

 

4園目初めて2階に設置された2歳児保育室です。唯一お日様の光を感じられる保育室となっています。この保育室だけは他の保育室とつながっていません。独立した保育室というイメージです。2歳児保育室の入り口と廊下は図書スペースとなっています。2歳児はこのスペースまで自分たちのスペースのように感じます。廊下の天井もYMCAの雰囲気を入れました。

ここは階段を登り切ったところに設置した「ギャラリー」です。遊戯室を厚いアクリルボードの塀越しに覗けます。子どもたちには高い塀です。子どもたちが頬を擦り付ける姿が思い描けます。広いスペースができました。実は、2階テラスも広くとってあり、テラスと一体的に使用できるようになっています。その写真は今回載せません。お楽しみです。

 

2階一番奥の幼児部(4・5歳児)保育室です。部屋を仕切れるように設置しました。小窓からは外階段と園庭が望めます。

3歳児保育室は、4・5歳児の手前に設置しました。入口を二か所にし、トイレには保育室らも廊下からも入れます。

3・4・5歳児保育室の廊下とテラスは一体的に使用できるように設計されています。想像以上に広いスペースに感じます。その写真は掲載しませんので、実際にご覧になる時をお楽しみに。

 

最後は園庭です。1枚目は2階テラスからの風景、2枚目は北側角からの風景です。2枚の園庭と園舎のバックにそびえるマンションと一体してみえます。こだわりの築山、築山周囲を子どもたちが走り回れるように設計されました。階段下に置かれた電気配線のドラムは、子どもたちの遊び道具の一つとして残していただいています。

1月24日現在、先にも触れましたが技術者の方々が最後の追い込みに尽力いただいています。

残り1週間、事故なく竣工を迎えることができますように祈るばかりです。

竣工前後で電話機器、セキュリティー機器が設置され、器具備品が設置されます。年度末には根岸保育所長町分園よりも器具等の寄贈があります。転園することもたちが使い慣れた玩具なども寄贈いただけることとなっています。園舎全体は落ち着いた色合いですが、様々な器具や備品、そして子どもたちを含めた”ひと”が彩を提供してくださいます。とても楽しみです。

最後の最後に設置される、各部屋の壁時計は建築会社(阿部和工務店株式会社)様よりご寄贈いただくこととなりました。これも、子どもたちの育つ”とき”を大切する心を忘れないように、ご寄付いただいた”時計”を大切にしなければならないと担当者一同、思いを新たにしているところです。

開設準備室長より、4月入所受入れ児童との入園面接が次週行われると報告を受けています。面接は、根岸保育所長町分園で行われ、4月よりこの園舎で子どもたちの明るい元気な声や笑顔が溢れることが、私たちYMCA保育園の最も大きな願いです。

今しばらく、開園までお支えくださいますようお願いいたします。

(報告;ST)